A FIVE

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(株)サルテリア

東京都 野菜・花き

生産者と消費者をつなぐ、 こだわりのカットフルーツ。

宝石のように美しいカットフルーツ。盛りつけるだけで、食卓が華やぐ。

宝石のように美しいカットフルーツ。盛りつけるだけで、食卓が華やぐ。

事業内容

長野県の生産者が、北関東と九州の生産者と連携して供給する野菜等を原材料として、パートナーの商品開発・販売ノウハウ等を活用し、「野菜の機能性を求める」消費者ニーズに応えたカット野菜等の加工品を開発・製造・販売することで、原材料の付加価値向上を目指す事業

解説図

(株)サルテリア

(株)サルテリア

〒192-0914 東京都西多摩郡日の出町平井22-1

TEL:042-588-0831
FAX:042-588-0832

http://saluteria.jp/

時代のニーズに沿った提案で、日本人のフルーツ離れを救う。

手作業だからこそ、少量多種を彩りよく組み合わせることが可能。

手作業だからこそ、少量多種を彩りよく組み合わせることが可能。

東京都近郊の日の出町でカットフルーツを製造している(株)サルテリア。主に百貨店で青果の小売りを行っている(株)ころくやをパートナー企業として、2015年に設立された。首都圏マーケットに近いという利点を生かして、都内のスーパーマーケットをメインに、百貨店やシティホテルなどに提供している。
9割以上が輸入品という国内のカットフルーツ市場。そのような中で、(株)ころくやのネットワークから国内の生産者と直接取引ができる点は(株)サルテリアの強み。国産の旬な果物の品揃えが充実しているのが評価されている。
同社のフルーツ加工はほとんどが手作業で行われている。機械を使うと微妙な形の違いに対応できないので、歩留まりが悪くなる上、ドリップが増え、日持ちも悪くなるためだ。また、そのまま食卓に上るため盛り合わせの美しさも重要。だからこそ、手間を惜しまず丁寧な作業を徹底しているのだ。その結果、少量で数種類を組み合わせるセット品が生まれ、人気となっている。
カット野菜の工場は国内で数多くあり競争も厳しいが、フルーツはまだまだ少ない。特に関東では数える程しかなく、同社への依頼は年々増えているという。

国産、手作業にこだわり、カットフルーツの価値を創造。

ちょっとしたキズや形が不揃いなものも、加工することで価値を引き上げることができる。

ちょっとしたキズや形が不揃いなものも、加工することで価値を引き上げることができる。

国内でのフルーツの売上は年々減少し、30年前に比べると全種類で半分程になっているという。日本人がフルーツを食べなくなっているのだ。値段が高い、皮を剥くのが面倒など、様々な理由が考えられている。その根底には、核家族化や共働き世帯の増加といった社会変化の影響もあるのかも知れない。そんな状況に柔軟に対応したのが(株)サルテリアのカットフルーツだ。現代の消費者マインド、消費者ニーズに目をつけ、今や生活に欠かせないヒット商品となっている。
こうしたヒットの陰には同社ならではの企業努力がある。「取り扱うフルーツの種類は、生産者から提案を受けるだけではなく、自分たちが打ち出したいものを生産者に申し入れることもある」という小林マネージャー。カットして売るという方法がイメージできない生産者には、まず工場を見てもらい、その後で販売の現場を見てもらうそうだ。そうすることで、カットフルーツに対する理解が深まり、協力を得られることが多いという。
『健康で心豊かに暮らせる世の中の実現』を理念としている(株)サルテリア。おいしいだけでなく、美しく演出されたカットフルーツを通して、多くの食卓に健康と幸福を届けている。

マネージャー 小林 巧

(株)サルテリアマネージャー 小林 巧

サルテリアとはイタリア語で健康を意味するサルーテと、製造所を意味するイリアを組み合わせた造語。お客様の望む食の形を提供し、健康と幸福の役に立ちたいという想いを大切にしている。

2018年6月 現在