A FIVE

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(株)藤田牧場

新潟県 畜産物

田園風景で食を楽しむ 農家レストラン。

看板メニューの岩室産牛の赤身ステーキ。飼料米で育てられた肉牛は力強い旨みが特徴。

看板メニューの岩室産牛の赤身ステーキ。飼料米で育てられた肉牛は力強い旨みが特徴。

事業内容

新潟県新潟市の肉牛肥育農家が、地元産肉牛をはじめとした近隣農畜産物を用いた料理を提供するステーキレストラン及び焼肉店を展開することで、農畜産物の付加価値向上を目指す事業

解説図

(株)藤田牧場

(株)藤田牧場

ラ・ビステッカ
〒953-0103 新潟県新潟市西蒲区橋本259
TEL:0256-77-8677
https://www.fujitafarm1866.com/stores/la-bistecca/

離れ ふじた牧場
〒953-0103 新潟県新潟市西蒲区橋本220-1
TEL:0256-82-3737

風光明媚な景色の中で地産地消を推進。

「ラ・ビステッカ」店内。窓からは田園風景のほか、弥彦山と多宝山も眺望できる。

「ラ・ビステッカ」店内。窓からは田園風景のほか、弥彦山と多宝山も眺望できる。

新潟県岩室温泉郷にほど近い、豊かな田園風景の中に佇むステーキレストラン「ラ・ビステッカ」。新潟市の国家戦略特区の規制緩和で、田んぼの中にできた日本で最初の農家レストランだ。
「ラ・ビステッカ」を運営する(株)藤田牧場は、酪農と肉牛の肥育を営む(有)フジタファームと、ジェラテリア・レガーロ経営の(有)レガーロ、米農家の(有)米工房いわむろの出資によって設立された。三社の肉牛と牛乳、ジェラートや米をはじめ、地元農家の生産物をふんだんに使い地産地消にこだわりをみせる。中でも(有)フジタファームの岩室産牛を使ったステーキやハンバーグは、旨みたっぷりな肉の味わいが好評を博している。天井が高くゆったりとした店内の大きな窓から広がるのは、四季折々の美しい山々と田園風景。美味しい料理を絶景と共に楽しむ、特別なひとときを求める人が多く訪れている。

グループ全体で取り組む持続可能な循環型農業。

完全予約制の「離れ ふじた牧場」は、団体の貸し切りをはじめ、人数、予算に応じてメニューをご用意。

完全予約制の「離れ ふじた牧場」は、団体の貸し切りをはじめ、人数、予算に応じてメニューをご用意。

(有)フジタファームでは、牛の飼育に(有)米工房いわむろが作る低農薬栽培の飼料米を使用している。良質な栄養によって、肉牛は旨みがより豊かになり、乳牛から毎朝搾る生乳は、自然な風味と甘みがいきる美味しい牛乳となる。さらに、牛の排泄物を堆肥として米の栽培に活用し、グループ全体で持続可能な循環型農業を実践している。
「ピアッツァ・レガーロ(贈り物の広場)」と名付けられた一帯には、「ラ・ビステッカ」や「離れふじた牧場」のほか、厳選された地域産品を取り扱う産直ショップ「メルカート」、牧場直送の牛乳などが味わえる「ミルクカフェ」が軒を連ねる。中でもジェラート専門店「ジェラテリア・レガーロ」は、(有)フジタファームの搾りたての牛乳と、旬の素材の組み合わせが美味しいと評判を呼び、年間20万人が訪れる有名店だ。このようにさまざまな業態を用いて、グループ一丸となり6次化産業に取り組んでいる。
今後は岩室温泉郷と提携した企画や、牛舎のバックヤードツアーや搾乳体験といった子ども向けの酪農教育ファームなど、幅広い事業展開に意欲的だ。地元の魅力を最大限に活かすことで、さらなる地域活性を見据えている。

代表取締役 藤田 毅

(株)藤田牧場代表取締役 藤田 毅

(有)フジタファームの代表取締役を兼務。酪農と乳製品加工販売、稲作を連携させた循環型農業を実践。(株)藤田牧場では県内で「牧場直営」の飲食店を展開し、地産地消の普及に取り組む。

2017年8月 現在