A FIVE

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(株)川岸畜産

兵庫県 畜産物

霜降りの旨みにこだわり 牝の神戸ビーフを厳選。

肉の柔らかさ、脂の味、見た目の美しさを追求した「肉料理 樹」の神戸ビーフ。

肉の柔らかさ、脂の味、見た目の美しさを追求した「肉料理 樹」の神戸ビーフ。

事業内容

西脇市(兵庫県北播磨地区)の肉牛肥育業者が、地元産但馬牛を活用し、精肉店及び外食店を出店することで、地域産品の付加価値向上とブランド力向上を目指す事業

(株)川岸畜産

(株)川岸畜産 肉処「樹」

〒677-0016 兵庫県西脇市髙田井町342-1
TEL:0795-22-2959 0795-24-1229(肉処 樹

肉料理「樹」

〒677-0016 兵庫県西脇市髙田井町322-1
TEL:050-5593-4435

HP:http://tatsuki-beef.com/munu-sub/

とびきりの満足と感動を舌と心に届ける焼肉店。

個室は一枚板のテーブルが印象的であり、木の温もりを感じる。

個室は一枚板のテーブルが印象的であり、木の温もりを感じる。

2016年設立の㈱川岸畜産は、自然豊かな兵庫県西脇市で但馬牛の肥育を行ってきた川岸牧場の肉牛を活用し、精肉販売店「肉処樹」と飲食店「肉料理樹」を運営している。創業の目的は、美味しい神戸ビーフを地元の人に食べてもらいたいという思いと、牛を無駄なく使い切るためだ。さらに、父親が経営する牧場の肉牛に付加価値を付けることで、畜産業は儲からないという風潮を覆し、畜産業には夢があることを次世代に伝えたいという願いも込められている。
「肉処樹」では、川岸牧場の牛肉を中心に目利きの技を活かして上質な牛肉を仕入れ、精肉職人としての鍛錬を欠かすことなく全力で牛肉と向き合っている。そんな直営精肉店から届く、選りすぐりの神戸ビーフを提供するのが「肉料理樹」。広々として落ち着きのある店内で、味も見た目も極上な牛肉をゆったり、じっくり堪能できるのが特徴だ。「遠方から来られる方も、地元のお客様も増え、精肉店とともに広く認識されてきたという実感はある。特典のあるプレミアム会員カードを通して、価値を認めてくださる固定客に応えていきたい」という川岸代表の言葉に、金額以上の品質とサービスを提供し、さらなる満足を届けたいという思いが感じられる。

愛情を注ぎ手塩にかけた牝牛で、生産者からも一目置かれる肥育牧場。

兵庫県畜産共進会第100回記念大会では、肉牛、牝牛の部で最優秀賞を受賞。

兵庫県畜産共進会第100回記念大会では、肉牛、牝牛の部で最優秀賞を受賞。

川岸代表の生家でもある川岸牧場は、数々の品評会で優秀な成績を収める但馬牛の肥育農家だ。8割以上を神戸ビーフとして出荷する生産技術で、高い評価を集めている。一番の特徴は、牝牛しか肥育しないこと。牝牛にこだわるのは、良質な脂の旨みときめ細かい肉質が、霜降りの美味しさを分かってもらうのに最適だからという。繁殖まで行うと仔牛を選ぶことができなくなるため、信頼のおける市場から但馬牛の牝牛のみを厳選し、育てている。
「仔牛の選畜こそが最も大切。育て方にこだわりはない。当たり前のことを、毎日行うだけ」と父、川岸裕人氏。その肥育環境には繊細な気配りが感じられる。牛舎内は清潔感にあふれ、風通しもよくニオイもほとんど感じられない。常にクラシック音楽が流れ、牛がストレスを感じずにリラックスできる環境だ。牛肉は、生きている間に受けた愛情や環境、その他いろいろなものが美味しさに反映するという。だからこそ丹念に愛情を注ぎ、手間暇を惜しまずに丁寧に牛たちを育てることは“当たり前”なのだ。
物心ついた時から、牛を身近に育ってきた川岸代表。お客様目線で美味しい神戸ビーフを提供するという理念のもと、次は東京進出にも挑戦したいと語ってくれた。

代表取締役 川岸 正樹

(株)川岸畜産代表取締役 川岸 正樹

3代続く牧場に生まれ、大学卒業後は東京の精肉卸業者で肉の流通を習得する。4年後、地元に戻り、父が肥育する但馬牛を活用し、2011年に精肉店「肉処樹」を開業。2016年に「肉料理樹」をオープンさせる。

2018年10月 現在