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(株)イチコト

広島県 果物

果物農園で楽しむ さとやま体験とグルメ。

フルーツアイスバー作りは夏季限定の人気プログラム。ドライフルーツやミニケーキなど、トッピングも充実。

フルーツアイスバー作りは夏季限定の人気プログラム。ドライフルーツやミニケーキなど、トッピングも充実。

事業内容

広島県で観光農園を営む果樹生産者が、自らの生産物(いちご、りんご、ぶどう等)を活用した飲食及び体験事業を展開することで、生産物の付加価値向上、消費拡大を目指す事業

解説図

(株)イチコト(平田観光農園内)

(株)イチコト(平田観光農園内)

〒728-0624 広島県三次市上田町1740-3

TEL:0824-69-2346

http://www.marumero.com/

ここでしかできない体験で、果物の付加価値を高める。

約130人収容可能な「イチコト」施設内。修学旅行や社員旅行での活用も予定している。

約130人収容可能な「イチコト」施設内。修学旅行や社員旅行での活用も予定している。

広島県北部の三次は、美しい空気と水、そして朝晩の大きい寒暖差によって、良質な果物を育てるのに適した地域だ。(株)イチコトは、一年中果物狩りが楽しめる(有)平田観光農園で収穫された果物や副産物を活用し、さまざまな「さとやま体験」と、飲食事業を展開している。
農園の敷地内に2017年4月オープンした体験施設「イチコト」は、この場所ならではの体験を求めて、多くのファミリーや女性グループ客で賑わいを見せている。特に人気を集めているのが、季節限定のフルーツアイスバー作り。ベースの味とトッピングを自由に組み合わせ、オリジナルのアイスバーを作ることができる。フルーツ缶詰作りでは、果物の皮や種を取り除きカットして、シロップを作り、機械で缶の蓋を閉め、ラベルを作るまで全てを体験できる。完成品はお土産としても好評だ。その他にもクレープやピザ作り、果物の木の剪定枝を活用した草木染など、バラエティ豊かなプログラムで、来園者をいつでも楽しませてくれる。

豊かな自然に囲まれて果物農園の味覚を堪能。

60aの広大な梨園では、「幸水」など8品種を栽培。みずみずしい味わいは、旬の夏季にぴったり。

60aの広大な梨園では、「幸水」など8品種を栽培。みずみずしい味わいは、旬の夏季にぴったり。

果物栽培で60年以上の歴史を持つ(有)平田観光農園では、一年を通して15種類150品種を育てている。夏から秋にかけてはリンゴやぶどう、桃、冬から春にはイチゴなど、それぞれの季節で最も美味しい完熟果物の収穫体験を実施しており、来園者はもぎたての味覚を楽しむことができる。
そんな自慢の味をより魅力的に伝えるために、(株)イチコトでは農園内で飲食事業も展開している。庄屋屋敷を移築して建てられた「カフェノクー」では、旬の果物と三次産の食材を使ったハンバーグやカレー、オリジナルブレンドコーヒーといったメニューを、古民家のゆったりとした空間で味わうことができる。また、テイクアウト専門の「ノクーデリ」では、ジューシーなジビエソーセージのホットドッグや果物をふんだんに使ったかき氷やスイーツなど、手軽に食べられるメニューが充実。さらに、果物のジャムや柚子味噌、ドライフルーツといった加工商品の生産・販売も行っている。
団体客や訪日客の誘致に積極的に取り組みながら、次世代を担う若手の育成にも力を入れる同社。豊かな風土を活かした体験や美味しさを通し、自然の素晴らしさを伝えることで、今までに無い新しい観光農園を目指している。

株式会社イチコト 代表取締役:田邊 純事と有限会社平田観光農園:代表取締役 平田真一

(株)イチコト代表取締役 田邊 純事(左)

60年以上の歴史を持つ(有)平田観光農園の、体験・飲食事業に特化した新会社として2016年(株)イチコトが発足。さまざまなプログラムで生産物の付加価値向上に取り組み、新しい観光農園の形を目指す。
写真(右):(有)平田観光農園 代表取締役 平田真一

2017年8月 現在